突然このような警告が表示されて驚いていませんか?
Google ChromeやAndroidスマートフォンで、次のようなメッセージが表示されることがあります。
保存したパスワードがデータ侵害で見つかりました
パスワードが漏洩しました
この表示を見ると、
- Googleがハッキングされた?
- 自分のGoogleアカウントが乗っ取られた?
- パソコンがウイルスに感染した?
と心配になる方も多いでしょう。
しかし、多くの場合はGoogleが被害に遭ったわけではありません。
この警告の意味
Googleは「Googleパスワードマネージャー」に保存されているパスワードを、世界中で公開されている情報漏洩データベースと照合しています。
その結果、
あなたが使用しているパスワードが、過去に情報漏洩したサービスのデータの中に含まれている可能性がある
と判断した場合に警告を表示します。
つまり、
- Googleが漏洩したわけではない
- あなたのパソコンが壊れたわけでもない
というケースがほとんどです。
なぜ漏洩したの?
例えば
- ネットショップ
- SNS
- 会員サイト
- オンラインゲーム
- ECサイト
などで過去に情報漏洩事故が発生すると、
メールアドレスとパスワードが流出することがあります。
その情報をGoogleが確認し、
「このパスワードは危険ですよ」
と知らせてくれています。
すぐにやるべきこと
① パスワードを変更する
最優先です。
警告が出たサービスのパスワードはできるだけ早く変更しましょう。
② 同じパスワードを使い回していないか確認する
非常に重要です。
例えば
- Amazon
- 楽天
- Yahoo!
- Microsoft
- LINE
などで同じパスワードを使っている場合は、それらも変更してください。
使い回しは、最も危険な原因の一つです。
③ 強力なパスワードを作る
おすすめは
- 12文字以上
- 英大文字
- 英小文字
- 数字
- 記号
を組み合わせることです。
例
T8#mL2!qWp94@Ks
※ この例は実際には使用しないでください。
④ 二段階認証を設定する
パスワードが漏洩しても、
スマートフォンでの認証が必要になるため、不正ログインを大幅に防げます。
Google・Microsoft・Apple・Amazonなどでは設定をおすすめします。
Googleアカウントが乗っ取られたわけではない?
ほとんどの場合は違います。
この通知は
「今すぐ変更したほうが安全ですよ」
という予防のための警告です。
ただし、
- 身に覚えのないログイン履歴
- パスワードが変更されている
- 知らない端末が登録されている
などがある場合は、アカウントが不正利用されている可能性があります。
Googleパスワードチェックを利用する
Googleには保存したパスワードを確認する機能があります。
Google パスワードマネージャーから
- 漏洩したパスワード
- 使い回しているパスワード
- 簡単すぎるパスワード
をまとめて確認できます。
定期的にチェックすることをおすすめします。
よくある質問
Q. Googleが情報漏洩したのですか?
いいえ。
Google以外のサービスで発生した情報漏洩をGoogleが検知して通知しています。
Q. ウイルス感染ですか?
必ずしもそうではありません。
ほとんどの場合は過去の情報漏洩データとの照合結果です。
Q. 無視しても大丈夫?
おすすめできません。
パスワードを変更せず放置すると、不正ログインのリスクが高まります。
まとめ
「保存したパスワードがデータ侵害で見つかりました」「パスワードが漏洩しました」という警告は、Googleがあなたを守るために表示しているセキュリティ通知です。
慌てる必要はありませんが、放置するのは危険です。
次の4つを実施しましょう。
- パスワードを変更する
- 使い回しをやめる
- 強力なパスワードを設定する
- 二段階認証を有効にする
これらを行うことで、アカウントを安全に利用できる可能性が大きく高まります。

