PC☆LIVE! | 暮らしと仕事を守る一冊
2026年度版
セキュリティ大全
だまされない。盗まれない。
事件を知って、今日の対策へ。
問題に気づく → 言葉と対策を知る → 希望者はチェック
情報確認日:2026年10月24日 / 対象:スマホ・パソコン・家庭・小さな職場
怖がるより、まず一つ守り方を。
ニュースを短く読み、自分にできる対策へ進む教科書です。
漏えいのお知らせ。その後こそ注意

2026年10月の事件
ソースネクストは10月15日、会員情報への不正アクセスと情報流出を公表しました。対象として挙げられた項目にはメールアドレスやパスワード等が含まれます。全員が同じ項目の流出対象とは限りません。
届いた「お詫びメール」に、すぐログインしてよい?
受講生名前も合っているから本物かな?
マツモト先生名前を知っていることと、本人であることは別だよ。
自分の対策
メール内ではなく、いつもの公式アプリやブックマークから確認。使い回したパスワードも別々に変更します。
出典・公式情報を確認
お店のサイトが止まるのは、なぜ?
2026年10月の事件
ライドオンエクスプレスHDは、サーバー運営会社へのランサムウェア攻撃を受け、公式サイト・アプリを停止したと公表。10月13日の第3報では、最大約650万件は「漏えいの可能性」のある件数で、漏えい確定件数ではありません。
自分の端末が無事なら、仕事も止まらない?
自分の対策
預け先の障害でも止まります。別の場所にバックアップを残し、予約・注文・連絡の代替手段を決めます。
出典・公式情報を確認
パスワードを変えれば、それで完了?
2026年10月公表の事件
PingCAPは、不正に取得された認証情報を使う社内システムへのアクセスと、日本国内で最大約5万件の個人情報漏えいを公表しました。TiDB Cloudへの不正アクセスは確認されていないと説明しています。
ログイン済みの端末や、連携アプリはそのままでよい?
自分の対策
パスワードに加えて、ログイン端末・連携アプリ・アクセス権限を確認。不要な接続や漏えいの疑いがあるキーを無効化します。
「口座を確認してください」の落とし穴

継続中の注意喚起
金融庁は、証券会社等を装う偽サイトによる認証情報の窃取と、ネット取引の不正アクセス・不正取引に注意を呼びかけています。
ロゴや鍵のマークがあれば安全?
受講生急がないと口座が止まるって!
マツモト先生いったん閉じて、いつものアプリから確かめよう。
自分の対策
鍵のマークは通信の保護を示すもの。本物の会社の証明ではありません。公式アプリから確認し、対応サービスではパスキー等を設定します。
警告音が鳴っても、電話をかけない

2026年7〜9月の相談
IPAが10月23日に公表した相談状況では、ウイルス検出を装う偽警告の相談は1,160件でした。相談件数であり、全国の被害総数ではありません。
画面に出たサポートへ電話すべき?
受講生「感染しました」って、大きな音が!
マツモト先生警告の指示より先に、手を止めよう。電話も支払いもしない。
自分の対策
表示された番号には電話しません。全画面ならEscを長押しして解除し、タブを閉じます。閉じられない場合はIPAの公式手順を確認します。
出典・公式情報を確認
動画の顔も声も、本人とは限らない

2026年8月の公的要請
デジタル庁など7府省庁は8月7日、ディープフェイク等を使うなりすまし詐欺広告への対策強化を、SNS等の事業者に要請しました。
有名人や知り合いが勧めていたら信用する?
自分の対策
画像・動画・声だけで決めません。送金や口座変更は、以前から知る電話番号など別の経路で本人確認します。
出典・公式情報を確認
ホームページも、放置すると入口に
2026年10月23日更新
JPCERT/CCは、国内組織で相次ぐ不正アクセスについて、既知の脆弱性や管理不備、API経由の攻撃などを挙げて注意喚起しています。全事案で同じ手口だったという発表ではありません。
セキュリティソフトを入れれば、サイトも守れる?
自分の対策
管理者はCMS・プラグイン・サーバーを更新し、不要な公開機能を止めます。APIごとに権限と利用回数を制限し、ログを確認します。
出典・公式情報を確認
AIにも「見せてよい情報」の線引きを
2026年版で押さえる脅威
IPAの「情報セキュリティ10大脅威2026」では、組織向けにAIの利用をめぐるサイバーリスクが初めて選ばれました。これは主に2025年の状況を基にした選定です。
AIへの貼り付けは、ただの下書き作業?
自分の対策
顧客名簿・秘密情報・認証情報を、そのまま渡しません。職場の利用ルールとサービスの設定を確認し、必要なら架空情報に置き換えます。
出典・公式情報を確認
事件の説明は上記確認日時点の公表内容です。調査中の件数・原因は変わる場合があります。「自分の対策」「ノート」は、本書が整理した一般的な教訓です。