携帯電話4キャリアの対応バンド一覧

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日本国内の主要携帯電話キャリア(2025年1月現在)

  • NTTドコモ
  • au(KDDI)
  • ソフトバンク
  • 楽天モバイル

これら4社が基幹となる通信キャリアです。その他の通信事業者(MVNO)は、上記キャリアから回線を借り受けてサービスを提供しています。


携帯電話4キャリアの対応バンド一覧

バンド 周波数帯域 (MHz) ドコモ au (KDDI) ソフトバンク 楽天モバイル
Band 1 2100
Band 3 1800
Band 8 900 × × ×
Band 11 1500 × × ×
Band 18 800 (低帯域) × × ×
Band 19 800 (ドコモ専用帯域) × × ×
Band 21 1500 × × ×
Band 26 800 (広帯域) × × ×
Band 28 700 ×
Band 41 2500
Band 42 3500 × ×
Band n77 3700 (5G専用帯域) ○ (5G) ○ (5G) ○ (5G) ○ (5G)
Band n78 3500 (5G専用帯域) ○ (5G) ○ (5G) ○ (5G) ○ (5G)
Band n79 4700 (5G専用) ○ (5G) ○ (5G) × ×

ポイント解説

  • Band 1 (2100MHz): 主要キャリア全てが対応しており、3G・4Gで広く利用されてきました。
  • Band 3 (1800MHz): 通称「プラチナバンド」で、4Gの主力帯域。楽天モバイルもこれをサポートしています。
  • Band 8 (900MHz): ソフトバンクが独占的に利用する帯域。
  • Band 19 (800MHz): ドコモ専用の地域カバーが強い帯域。
  • Band 41 (2500MHz): 高速容量型の4G回線で、全キャリアが使用。
  • 5G: n77、n78が主力の帯域として利用され、カバーが拡大中です。

周波数バンドについて、特徴を説明します

低周波数帯(Sub-1GHz):

  • 建物への浸透性が高い
  • 電波の到達距離が長い
  • 広いエリアをカバーできる
  • データ速度は比較的遅い

中周波数帯(1-2.5GHz):

  • バランスの取れた特性
  • 比較的良好な浸透性
  • 適度な通信速度と範囲

高周波数帯(3-6GHz、ミリ波):

  • 非常に高速なデータ通信が可能
  • 大容量のデータ転送に適している
  • 電波の到達距離が短い
  • 障害物による減衰が大きい
  • 建物内への浸透性が低い

このように、周波数が高くなるほど:

  1. データ通信速度は上がる
  2. 電波の直進性が強くなる
  3. 障害物の影響を受けやすくなる
  4. カバーエリアは小さくなる

そのため、実際の携帯電話ネットワークでは、これらの異なる周波数帯を組み合わせて使用することで、それぞれの特徴を活かした最適なサービスを提供しています。

※スマホを購入する前に、利用予定の通信会社(キャリア・MVNO)の対応周波数帯を必ず確認してください。販売店ではこちらから聞かない限り詳しく教えてくれないと思います。意味が分からない場合は購入前にひばりが丘教室松本までお確かめください。

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