携帯会社間のブラックリスト入りはどのような場合か?

この記事は約2分で読めます。

携帯会社間のブラックリストに登録される主なケースは以下の通りです。ブラックリストに載ると、新規契約や分割払い、機種変更が困難になる場合があります。

ブラックリストに登録される主な理由

1. 料金未払い

  • 携帯料金を2~4か月以上滞納すると、契約が強制解約され、ブラックリストに登録されます。特に未払いが解消されない場合、他社との契約も難しくなります

2. 短期解約の繰り返し

  • 契約後すぐ(一般的には90日以内)に解約を繰り返すと、転売目的や不正利用とみなされ、自社ブラックリストに登録される可能性があります(念のため6か月以内の解約は危険)

3. 虚偽申告や不正契約

  • 契約時に虚偽の情報を提供したり、書類を偽造して契約した場合、不正利用として登録されます

4. 信用情報機関のブラックリスト

  • クレジットカードやローンの滞納などで信用情報機関(CICやJICC)に「異動情報」が登録されている場合、携帯端末の分割払い審査にも影響します

5. 現在進行形の滞納(共有ブラックリスト)

  • 電気通信事業者協会(TCA)やテレコムサービス協会(TELESA)が管理する不払い者情報に登録されると、複数キャリアで契約が拒否されることがあります

ブラックリストの種類

種類 主な原因 特徴
自社ブラックリスト 未払い、短期解約、不正契約 同じキャリア内で契約が難しくなる
共有ブラックリスト 他社間で共有される未払い情報 他キャリアでも新規契約が困難になる
信用情報機関のリスト ローン・クレジットカードの延滞など 分割払い審査や金融取引全般に影響

対処法

  • 未払い料金を速やかに支払うことで、共有ブラックリストから削除される可能性があります。
  • 信用情報機関の場合、登録期間は通常5年間で、その後自動的に削除されます
  • 他キャリアでの契約を試みる場合、自社ブラックリストが他社には影響しないこともあります

短期解約や未払いカーローン・住宅ローンなど将来的な契約審査にも影響するため注意が必要です。