携帯会社間のブラックリストに登録される主なケースは以下の通りです。ブラックリストに載ると、新規契約や分割払い、機種変更が困難になる場合があります。
ブラックリストに登録される主な理由
1. 料金未払い
- 携帯料金を2~4か月以上滞納すると、契約が強制解約され、ブラックリストに登録されます。特に未払いが解消されない場合、他社との契約も難しくなります
2. 短期解約の繰り返し
- 契約後すぐ(一般的には90日以内)に解約を繰り返すと、転売目的や不正利用とみなされ、自社ブラックリストに登録される可能性があります(念のため6か月以内の解約は危険)
3. 虚偽申告や不正契約
- 契約時に虚偽の情報を提供したり、書類を偽造して契約した場合、不正利用として登録されます
4. 信用情報機関のブラックリスト
- クレジットカードやローンの滞納などで信用情報機関(CICやJICC)に「異動情報」が登録されている場合、携帯端末の分割払い審査にも影響します
5. 現在進行形の滞納(共有ブラックリスト)
- 電気通信事業者協会(TCA)やテレコムサービス協会(TELESA)が管理する不払い者情報に登録されると、複数キャリアで契約が拒否されることがあります
ブラックリストの種類
種類 | 主な原因 | 特徴 |
---|---|---|
自社ブラックリスト | 未払い、短期解約、不正契約 | 同じキャリア内で契約が難しくなる |
共有ブラックリスト | 他社間で共有される未払い情報 | 他キャリアでも新規契約が困難になる |
信用情報機関のリスト | ローン・クレジットカードの延滞など | 分割払い審査や金融取引全般に影響 |
対処法
- 未払い料金を速やかに支払うことで、共有ブラックリストから削除される可能性があります。
- 信用情報機関の場合、登録期間は通常5年間で、その後自動的に削除されます
- 他キャリアでの契約を試みる場合、自社ブラックリストが他社には影響しないこともあります
短期解約や未払いカーローン・住宅ローンなど将来的な契約審査にも影響するため注意が必要です。