PC☆LIVE! / ピノキンとマツモト先生
木工工房で学ぶChatGPT
第7章 自分の相棒に育てよう
第61〜70話 / 漫画・解説・練習
各話の会話を読み、例文を自分の言葉に置き換えて試しましょう。登場人物の共通イラストに、各話の会話を組み合わせた漫画教材です。
第61話 / 7章
自分の好みを伝えよう
ピノキン
「いつも返事が長すぎて、読みきれないよ。」
マツモト先生
「答え方の好みを、具体的に伝えてみよう。」
ピノキン
「『ぼく好みで』だけじゃ分からない?」
マツモト先生
「短く、普通の言葉で、例を一つ、なら伝わるぞ。」
先生の解説
回答の好みは、長さ、語調、専門用語の扱い、例の有無などで伝えられます。長く使う設定に保存する場合も、保存対象と反映の範囲を確認します。すべての会話で必ず同じになるとは限りません。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
この会話では、初心者向けに普通の言葉で答えてください。最初に結論、そのあと理由を2つ、最後に身近な例を一つ付けてください。分からないことは不明としてください。
続けて聞いてみよう
今の答え方が長すぎるので、半分程度の長さに調整してください。
できたかな?
答え方の好みを3項目で伝えられる。
ひとことメモ:好みを伝えても、事実の確認が不要になるわけではありません。
第62話 / 7章
長い相談を整理しよう
ピノキン
「会話が長くなって、最初の条件を忘れた!」
マツモト先生
「途中で目的と決定事項を整理しよう。」
ピノキン
「先生も、どこまで話したか迷ってる?」
マツモト先生
「整理したメモを一緒に確認すれば戻れる。」
先生の解説
長い作業では、目的、決まったこと、保留中、次の作業をまとめ直します。AIの要約にも抜けや誤りがあるため、重要な条件は自分でも照合します。別の会話へ移るときの引き継ぎにも役立ちます。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
ここまでの相談を、目的、決定事項、未決事項、変更しない条件、次の作業に分けて要約してください。途中で変更した内容は、最後に決まったものを優先し、不明なら質問してください。
続けて聞いてみよう
別の会話へ引き継ぐための短いメモにしてください。秘密の情報は含めないでください。
できたかな?
長い会話の現在地を、確認できるメモにまとめる。
ひとことメモ:新しい会話が過去の内容をすべて把握しているとは考えません。
第63話 / 7章
よく使う指示を保存しよう
ピノキン
「上手に頼めた文を、また使いたい!」
マツモト先生
「用途と差し替える欄を付けて保存しよう。」
ピノキン
「名前が『新しい文・最終・本当の最終』になった!」
マツモト先生
「用途と更新日で見分けられる名前にしよう。」
先生の解説
依頼文は、メモ帳や自分のノートなど確認しやすい場所へ保存できます。用途、入力する材料、差し替え欄、注意点を添えると再利用しやすくなります。アプリ内の保存機能を使う場合は、その機能の使い方を確認します。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
『イベント案内を作る指示』を保存用のひな型に整えてください。用途、差し替え欄、依頼文、送信前の確認点の順で書き、個人情報やパスワードは含めないでください。
続けて聞いてみよう
ファイル名の案を、用途が分かる短い名前で3つ出してください。
できたかな?
あとから探せる名前で依頼文を一つ保存する。
ひとことメモ:古い条件や料金が残っていないか、使う前に見直します。
第64話 / 7章
家族や仲間と学ぼう
ピノキン
「友達にも、ぼくの会話を全部見せたい!」
マツモト先生
「見せる範囲と、個人的な情報を先に確認しよう。」
ピノキン
「秘密の相談まで入っていたら大変だね。」
マツモト先生
「練習用の例だけを分けて共有するとよい。」
先生の解説
仲間と学ぶときは、同じ課題を試し、頼み方と結果の違いを比べます。共有する前には氏名、会話の背景、添付資料などを確認します。ログイン情報を渡さず、それぞれの利用環境で練習しましょう。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
大人3人で30分のAI練習会をします。実際の個人情報を使わず、献立案づくりを題材に、質問、比較、振り返りの進行を考えてください。
続けて聞いてみよう
参加者同士で共有するのは何か、共有しないのは何かを短く整理してください。
できたかな?
結果の良し悪しだけでなく、依頼の条件の違いを話し合える。
ひとことメモ:共有リンクを作る場合は、見える内容と共有範囲を確認します。
第65話 / 7章
困りごとを具体的に説明しよう
ピノキン
「『変なんです』しか言えないときは?」
マツモト先生
「見えたことと、自分の予想を分けて書こう。」
ピノキン
「『パソコンが怒ってる』は予想か!」
マツモト先生
「画面が赤い、警告が出る、なら観察した事実じゃ。」
先生の解説
相談の精度は、状況の説明で変わります。いつから、何をした後、実際の表示、期待した動き、試したことを整理します。自分の原因予想は補足にし、事実と混ぜずに伝えましょう。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
私の説明を整理する手伝いをしてください。『昨日から印刷できない。画面にオフラインと出る。電源は入っている。前は印刷できた。』。観察した事実、まだ不明な情報、次に聞く質問に分けてください。
続けて聞いてみよう
専門用語を使わず、問い合わせ先へ伝える短い説明文にしてください。
できたかな?
事実・不明点・予想を区別して相談できる。
ひとことメモ:問題を再現すると危険な場合は、無理に同じ操作を繰り返しません。
第66話 / 7章
AIの答えを比較しよう
ピノキン
「二つの答えが違う。長い方が正解?」
マツモト先生
「自分の条件と根拠に合うかで比べよう。」
ピノキン
「声が大きい先生が正しいわけじゃないんだね。」
マツモト先生
「見やすさと正確さも、分けて評価するのじゃ。」
先生の解説
比較では、目的への一致、事実、根拠、実行しやすさ、抜けている条件を見ます。複数のAIが同じ答えでも、それだけで正しいとは限りません。元の情報に戻って確認しましょう。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
案A『初心者工作会を60分、予算500円で実施』、案B『初心者工作会を3時間、予算3000円で実施』を比較してください。今回の条件は60分以内、500円以内です。条件への適合と、追加で確認すべき点を分けてください。
続けて聞いてみよう
文章の上手さではなく、条件に合う理由を説明してください。
できたかな?
自分の目的と条件を基準に候補を選べる。
ひとことメモ:比較する前に評価の基準を決めると、印象に流されにくくなります。
第67話 / 7章
得意なことと苦手なこと
ピノキン
「便利だから、何でも分かると思っちゃう。」
マツモト先生
「得意な作業でも、材料や確認が必要じゃ。」
ピノキン
「先生だって、工具がなければ棚は作れないもんね。」
マツモト先生
「AIの道具と限界を知ることも、使いこなしじゃ。」
先生の解説
AIは文章のたたき台やアイデア整理などに役立ちますが、事実の正確さや作業の成功を常に保証できるわけではありません。最新情報、未提供の資料、細かな読み取り、現場の判断には限界があります。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
AIに相談する仕事を整理したいです。案内文の下書き、最新の営業時間確認、実物の故障原因の断定、会議メモの整理の4つについて、役立つ使い方と人が確認すべき点を分けてください。
続けて聞いてみよう
AIに任せきりにしないため、今回の作業で確認する点を3つにしてください。
できたかな?
得意か苦手かを一言で決めず、必要な確認を挙げられる。
ひとことメモ:できないと分かったら、専門窓口や別の道具を選ぶことも大切です。
第68話 / 7章
一日の仕事を組み立てよう
ピノキン
「今日やることを並べたら、全部『最優先』!」
マツモト先生
「締切、必要な時間、他の人を待たせるかで整理しよう。」
ピノキン
「おやつも締切は今日だよ!」
マツモト先生
「休憩は大事じゃが、仕事の条件も見よう。」
先生の解説
予定を立てるときは、固定の予定、締切、所要時間の見積もり、余裕時間を分けます。AIが勝手に会議や約束を変更しないようにします。実際にかかった時間を基に、次回の見積もりを調整します。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
架空の予定です。10時から30分の会議、正午締切のメール返信20分、資料作成60分、片付け15分があります。9時開始で休憩も入れ、午前中の計画案を作ってください。会議の時間は変えないでください。
続けて聞いてみよう
予定が30分遅れた場合、締切を守るための調整案を考えてください。
できたかな?
固定予定と締切を守る現実的な順番を作る。
ひとことメモ:提案を実際のカレンダーへ登録する前に、日時と予定名を確認します。
第69話 / 7章
自分だけの活用計画
ピノキン
「いろいろできるけど、何を続ければいい?」
マツモト先生
「自分の困りごとを一つ選び、試す方法を決めよう。」
ピノキン
「『毎日AIを使う』だけじゃ目標にならない?」
マツモト先生
「何が楽になれば成功か、まで決めるのじゃ。」
先生の解説
活用計画は、困りごと、AIに頼む部分、自分が確認する部分、成功の目安をセットにします。回数や時間だけでなく、手間が減ったか、迷いが減ったかも振り返りましょう。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
私のAI活用計画を作るため、よく困ること、週に使える時間、できるようになりたいことを一つずつ質問してください。私が答えてから、1週間だけ試す小さな計画を作ってください。
続けて聞いてみよう
成功の目安と、うまくいかなかった場合に変える条件を加えてください。
できたかな?
自分にとって意味のある活用を一つ決める。
ひとことメモ:便利さより負担が増えるなら、使い方や使う場面を見直します。
第70話 / 7章
卒業!これからも一緒に学ぼう
ピノキン
「70話、最後まで来たよ!もう聞くことはない?」
マツモト先生
「ここからは、自分の目的に合わせて試していこう。」
ピノキン
「最初の質問は『何を聞けばいいの?』だったね。」
マツモト先生
「今は『何をしたいか』を自分で伝えられる。卒業おめでとう!」
先生の解説
卒業課題は、自分の身近な困りごとを一つ選び、依頼、聞き直し、事実確認、結果の振り返りまで行うことです。新しい機能が増えても、目的と条件を伝え、成果を確かめる基本は変わりません。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
私の卒業課題を手伝ってください。テーマは[自分の困りごと]です。目的と条件を整理する質問をしてから、小さな成果物を一つ提案してください。未確認の情報は明示し、送信や公開は私の確認後にしてください。
続けて聞いてみよう
今回できるようになったこと、まだ人に確認すること、次に試すことを一つずつ振り返ってください。
できたかな?
目的を伝え、自分で確認し、次の一歩を決められる。
ひとことメモ:分からないことを聞き直せるのも、立派な使いこなしです。