PC☆LIVE! / ピノキンとマツモト先生
木工工房で学ぶChatGPT
第5章 画像・資料・情報整理
第41〜50話 / 漫画・解説・練習
各話の会話を読み、例文を自分の言葉に置き換えて試しましょう。登場人物の共通イラストに、各話の会話を組み合わせた漫画教材です。
第41話 / 5章
写真について質問しよう
ピノキン
「写真を見せれば、何でも分かる?」
マツモト先生
「画像から読み取れることと、分からないことを分けよう。」
ピノキン
「ぼくの写真で、昨日の夕食も当てられる?」
マツモト先生
「写っていないことは、分からないのじゃ。」
先生の解説
画像を添付できる環境では、見てほしい場所と質問を具体的に書きます。細かな文字や配置を読み間違う場合があります。写真に写った氏名、住所、顔、画面の通知などは、共有前に確認しましょう。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
添付した架空の机の写真について、写っている物を説明してください。見えることだけを書き、不確かな物は推測だと明記してください。個人情報が見えていたら、内容を書き写さず注意してください。
続けて聞いてみよう
片付けを始めるなら、写真から分かる範囲で最初の一歩を提案してください。
できたかな?
見える事実と推測を区別した説明をもらう。
ひとことメモ:画像で人の身元や診断を決めつけません。
第42話 / 5章
画像を作る指示を考えよう
ピノキン
「『きれいな絵』だけだと、思ったのと違う!」
マツモト先生
「主役、場所、雰囲気、構図、用途を伝えよう。」
ピノキン
「主役はぼく、背景はネジの海!」
マツモト先生
「用途が教材なら、文字を置く余白も頼もう。」
先生の解説
画像生成の指示では、絵に含めるものと全体の見せ方を具体的にします。まず大事な要素を絞り、修正を重ねる方が、細かな条件を一度に詰め込むより比べやすくなります。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
教材の表紙用イラストを作ってください。主役は丸眼鏡の年配の木工職人と木製人形の生徒、場所は明るい木工工房。温かい水彩調、縦長、上部にタイトルを載せる広い余白。文字は描かないでください。
続けて聞いてみよう
人物の表情と服は保ち、背景の道具を減らして見やすくしてください。
できたかな?
用途と構図を含む画像の指示を書ける。
ひとことメモ:出力サイズや利用可能な生成機能は、実際の画面で確認します。
第43話 / 5章
イラストを直してもらおう
ピノキン
「帽子だけ変えたいのに、顔まで変わった!」
マツモト先生
「変える場所と、保つ特徴を分けて頼もう。」
ピノキン
「ぼくの鼻が、棚の取っ手になってたよ!」
マツモト先生
「修正後も、一つずつ見比べるのじゃ。」
先生の解説
画像編集では、対象の画像を指定し、変更点を具体的に示します。『背景だけ』『色だけ』と頼んでも他の部分が変わることがあります。元画像を残し、顔、手、文字、細部を確認しましょう。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
このイラストを編集してください。ピノキンの帽子だけを青に変更し、顔、髪、服、マツモト先生、構図はできるだけ保ってください。元の画像を上書きせず、別の案として作ってください。
続けて聞いてみよう
変更した箇所と、保てなかった可能性がある箇所を教えてください。
できたかな?
修正の範囲と維持したい特徴を言葉にできる。
ひとことメモ:必要な画像を添付してから、どの画像を編集するか伝えます。
第44話 / 5章
漫画の台本を作ろう
ピノキン
「4コマなのに、説明が40行になった!」
マツモト先生
「一話で伝えることを一つに絞ろう。」
ピノキン
「最後のコマまで息が続かないよ。」
マツモト先生
「疑問、説明、勘違い、ひとことの順で短くしよう。」
先生の解説
漫画の台本は、場面、登場人物の動き、セリフを分けます。スマホでは一コマの文字量を少なくし、絵で分かる情報をセリフで繰り返しすぎないようにします。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
ピノキンとマツモト先生の4コマ漫画の台本を作ってください。テーマは『AIの答えは元の資料でも確認する』。各コマに場面と短いセリフを付け、最後は優しい笑いで締めてください。
続けて聞いてみよう
一つの吹き出しを20文字程度に短くし、意味が残るか確認してください。
できたかな?
一つの学習目標を4コマの流れにできる。
ひとことメモ:台本を声に出して読み、無理な説明や分かりにくい落ちを直します。
第45話 / 5章
見やすい図の構成を考えよう
ピノキン
「矢印を増やしたら、道に迷った!」
マツモト先生
「何と何の関係を見せたいか決めよう。」
ピノキン
「全部つなげば、分かりやすいと思った。」
マツモト先生
「関係のない線は減らすのも、説明じゃ。」
先生の解説
順序なら手順図、分岐ならフローチャート、数値の比較ならグラフが向いています。図にする前に、項目名と関係を文章で確かめます。正確さが必要な図は、ラベルや数値を編集できる道具で整えましょう。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
『問い合わせを受ける→内容を確認する→その場で回答できれば回答、できなければ担当に確認する』を図にしたいです。図はまだ描かず、必要な箱の名前と矢印の関係を整理してください。
続けて聞いてみよう
初心者が迷う分岐を一つ選び、ラベルの言い方を改善してください。
できたかな?
順序と分岐を区別して、図の材料を整理できる。
ひとことメモ:見栄えより、関係や数字が正しいかを先に確認します。
第46話 / 5章
資料を読み解く手助けにしよう
ピノキン
「資料が厚い!大事な所だけ知りたい。」
マツモト先生
「何を知りたいかを決め、該当箇所と一緒に答えてもらおう。」
ピノキン
「表紙だけ読んで答えてないかな?」
マツモト先生
「どのページや見出しが根拠か確かめよう。」
先生の解説
資料の質問は、対象の範囲と知りたい点を絞ります。ファイルの種類や機能によって、図や画像内の文字まで読めるとは限りません。資料にない答えを『記載なし』と区別するよう頼みましょう。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
添付した練習用の案内資料だけを根拠に、申込期限、必要な持ち物、問い合わせ先を抜き出してください。該当するページか見出しを添え、読めない箇所や記載のない項目はそのように書いてください。
続けて聞いてみよう
要約に使った箇所を私が原本で確認できるように示してください。
できたかな?
回答の根拠を原本で探せる。
ひとことメモ:機密資料は、共有の権限と利用環境を確認してから扱います。
第47話 / 5章
数字を表に整理しよう
ピノキン
「売上メモを表にしたら、桁が増えた!」
マツモト先生
「単位と元の数字を保って整理してもらおう。」
ピノキン
「夢の売上になってたよ。」
マツモト先生
「夢と集計は分けるのじゃ。」
先生の解説
数字の整理では、日付、項目、数値、単位を明確にします。桁区切り、小数点、空欄、重複を確認し、変換前後の値を比較しましょう。AIの計算や転記は、表計算ソフトなどでも検算します。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
架空の記録『月曜1200円、火曜800円、水曜未記録、木曜1500円』を表にしてください。未記録は0円にせず未記録とし、記録済みの日だけの合計を出してください。
続けて聞いてみよう
合計の対象になった値を示し、元の記録と照合してください。
できたかな?
未記録と0を区別し、合計3500円を確かめる。
ひとことメモ:お金や人数の重要な集計は、別の方法でも確認します。
第48話 / 5章
調べものの出典を確認しよう
ピノキン
「出典の名前があるから、安心だね?」
マツモト先生
「実際に開いて、その内容が書かれているか見よう。」
ピノキン
「『工房大全・第99巻』、存在しないよ!」
マツモト先生
「出典自体が誤っていることもあるんじゃ。」
先生の解説
出典では、発信元、公開日、該当する記述を確かめます。公式資料、一次資料、解説記事を区別し、主張を直接裏づける箇所を見ます。AIの作ったリンクが開けない場合は、結論を保留します。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
調べものの確認表を作ってください。主張、出典の正式名称、URL、公開日、根拠になる箇所、確認できたか、の欄を設けてください。分からない情報は埋めないでください。
続けて聞いてみよう
出典を実際に開けなかったとき、どう記録するか例を示してください。
できたかな?
出典の存在と内容の両方を確認する習慣を持つ。
ひとことメモ:検索結果の短い説明だけで、本文を読んだことにしません。
第49話 / 5章
新しい情報と古い情報を見分けよう
ピノキン
「去年の料金を、今日の料金だと思ってた!」
マツモト先生
「情報の日付と、いつの状態を説明しているかを見よう。」
ピノキン
「新しい記事でも、中身が昔の話かも?」
マツモト先生
「そうじゃ。公開日と出来事の日は別じゃ。」
先生の解説
時刻表、価格、制度、ソフトの画面などは変わります。『いつ現在の情報か』を指定し、公式の更新日や適用日を確認します。最新情報を調べられない環境では、その限界を明示してもらいます。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
ある施設の営業時間を調べるときの確認手順を作ってください。公式サイトの更新日、対象日、臨時休業、問い合わせ先を確認する流れにし、未確認の営業時間は答えないでください。
続けて聞いてみよう
古い案内しか見つからない場合に、結論をどう書くか示してください。
できたかな?
公開日と適用日を分けて確認できる。
ひとことメモ:『最新』という言葉だけでなく、具体的な日付を確認します。
第50話 / 5章
作品を使うときの注意点
ピノキン
「AIで作ったから、何にでも使っていい?」
マツモト先生
「使う素材、人物、サービスの条件を確かめよう。」
ピノキン
「先生の顔を勝手に看板にしちゃった!」
マツモト先生
「本人への確認も大切じゃよ。」
先生の解説
公開する作品では、元の素材や写真の使用許可、人物の扱い、似た作品やロゴ、サービスの利用条件を確認します。AI生成という理由だけで、他人の権利や契約上の条件の確認が不要にはなりません。
やってみよう
下の例をコピーして、ChatGPTに送ってみましょう。
自作のAIイラストをイベントのチラシに使う前の確認項目を、素材の出所、人物の了承、文字の正確さ、利用条件、似た作品がないかの5項目で整理してください。法的な可否は断定しないでください。
続けて聞いてみよう
自分で確認できない項目を、どこへ問い合わせるかの欄を加えてください。
できたかな?
公開前に確認する項目を一つずつ挙げられる。
ひとことメモ:具体的な権利関係が不明な場合は、権利者や適切な専門窓口に確認します。