ですが、一部の才能や経験がある人を省いて簿記はかなり分かりにくいです。
自分は少し苦手と感じていたらとりあえず3級(商業簿記のみ)から挑戦しましょう。
MOS試験、ITパスポートなどと合わせて取得すれば大変有利です。
簿記の試験にもいろいろありますが日本商工会議所の簿記試験が一番世間的に有効です。
受験は予約制で都合の良い日に近所の試験会場でコンピュータ受験します。
試験時間60分 100点満点中70点で合格
内訳
第1問 仕訳問題(45点)
第2問 補助簿・勘定記入・伝票記入(20点)
第3問 精算表・貸借対照表と損益計算書(35点)
受験時のコツ
第1問 → 第3問 → 第2問の順番で解く。
得点比率
・第1問(45点)→ わりと簡単なので満点をめざす
・第3問(35点)→ ワンパターンなので満点を目指す
・第2問(20点)→2問あるので最低どちらかを正解するように努力する(範囲が広いのですべてを理解するのは時間がかかる)
比較的楽に合格するコツ
第1問と第3問で満点を取れば80点なので合格するが2-3問ミスれば70点に足りない。第2問が鬼門。第2問は問題の種類が多くすべての論点をマスターするには時間がかかる。しかし2つ問題が出るのでどちらかで部分点を取れば足りない点数をカバーできる。
第2問対策としては2つ
①がんばって全部のパターンの問題をマスターする
②出題頻度の高い問題に絞って学習する → 2回、3回受験する覚悟で知っている問題が出てくるまでしつこく受け続ける。
簿記3級は受験料が安いので②の方法でも有効だと思います。落ちたからって作戦上のことなのでショックを受ける必要はない。
落ちた場合は次に受けるまでに第2問の問題のレパートリーを少し増やしましょう。
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実戦
①第1問・第3問対策 仕訳を完璧にする
通勤時間や休み時間を使ってスマホのアプリで繰り返し練習する。
1問1分以内で素早くできるように
ここまでできれば3問目の部分点を含めて50点ぐらい取れます。
②第3問対策 取引を仕訳して → 精算表・貸借対照表と損益計算書に記入の練習を繰り返し行う
ここまで完全にできれば80点取れます。
③第2問対策 過去問を使ってよく出る順に解けるように練習します。
(※あと10点点数を積み増せるように努力します。)
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おススメテキスト
〇パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト
◎いちばんわかる日商簿記3級の教科書 CPA会計学院
(ひばりヶ丘教室に在庫5冊有ります)
おススメ仕訳アプリ
パブロフ簿記アプリ
ネットで勉強
StudyPro
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テキストで理解できない部分(論点)は無料動画で学べます。
トレーニングのポイント
試験対策のコツとしては”何を勉強するか”より”何を勉強しないか”の方が大事です。
何でも書いてある系のテキストはさけて、最低限の知識が書いてある薄いテキストを使い ”読んだら→練習問題” を何度も(5回以上)繰り返しましょう。